5歳児向けのChocotteほいくです。
13時から15時の間は、保育園ではお昼寝の時間です。
一方で、5歳になってくると、お昼寝をしない(したがらない)子の方が多くなります。そのため、5歳から就学前(6歳)の子たちは、お昼寝ではなく、活動の時間にすることにしました。
この時間帯を、通常保育(月極)の子どもたちだけでなく、一時保育(Chocotteほいく)の受け入れ枠にしよう・・・としたものが、「Chocotteほいく5さい」です。
つまり、5歳から就学前(6歳)の子どもたちのみが対象となります。
内容としては、プログラム玩具や幼児向けプログラム言語などを使用した、論理的思考を育む活動を取り入れます。小学校でもプログラミング教育が必修化されたこともありますので、その基礎となる活動ができればと考えています。その他、造形活動や表現活動、戸外活動(お散歩)などを行うこともあります。
中には眠くなってしまう子もいると思います。その場合は活動を無理強いすることはありません。あくまでも子どもたちを主体とし、それに合わせた内容を行っていきます。
※月~金曜日の19時~20時にも、5歳児向けにプログラム活動などを行います。
幼児にプログラムなんてできるの?という疑問について
「プログラム」というと、おそらく難しいものと考えられるのではないかと思います。
画面上に、なんだかよくわからない英文や数式がずらずら~っと流れていて、エンジニアが忙しくキーボードを叩く・・・そんなイメージがあるかもしれません。
JIS規格では、「プログラミング」を下記のように定義しています。
アルゴリズムの記述に適した人工言語の規則に従った構文上の単位であって,ある機能若しくは仕事の遂行又は問題の解決のために必要な宣言と文若しくは命令とから構成されるもの。
ここで言う「機能」や「仕事の遂行」「問題の解決」を実行するものは、「コンピューター」(プログラミング玩具を含む)です。
それを実行するための命令などの記述がプログラミングとなります。つまり、人間が一般的に使用する言葉である必要はなく、コンピューターが理解できるようにつくられた「絵」(シンボルやアイコン、ボタンなど)を列挙することも、プログラミングです。
1.例えば、車の玩具に→→→という絵を指示すると、3歩分右に進むとします。
2.はじめはこれだけでも楽しむことができます。3歩と言わず、どんどん先まで進めることでしょう。
3.そして、↑や↓、←などの絵の存在を知り、それらを組み合わせて、より複雑な動きを楽しむようになると思います。
4.さらに、複数の車に指示を出すと、より複雑なものになっていきます。
1の部分は、「やりたい」と思ったことをすぐに実現することができ、「できた」につなげられることでしょう。
「やりたい」と「できた」がすぐ近くにあることは、自分の意思で次のステップに上がろうとするときに、とても重要です。(すぐにできる・簡単→失敗しない安心感)
そして、「自分から」徐々に複雑なものにしていきたい(上記の2から4へ)と思うことが、「○○したい」→「そのためにどうするか」(ロジック)を考えることになる・・・その思考プロセスが「論理的思考」です。
数式で言えば、「1+1」の答えを求めるのではなく、「どうすれば2になるのか」を考えることです。りんごを2個持ち帰るためには、スーパーでりんごを3個買って、1個は自分で食べて、2個を持ち帰ってもいいのです。ただ、これを「教える」のは非常に難しいのです。
答えを導くために教えるのは、おそらくひとつのロジックを教えるだけになってしまい、前述のような「1個は食べる」という思考は生み出されません。
子どもが興味を持つためのはじめのステップは、大人が渡してあげる必要があるでしょう。(もちろん、自ら興味を見出す子もいるでしょう。でも、自分で見出せない子にも目を向けなくてはなりません。)
私たちは、保育の中で、その「はじめのステップ」を渡すために、環境構成や言葉かけなどを行います。その後の成長は、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、基本的に「見守る」必要なときに「援助する」という姿勢で行っていきます。「子どもたちを主体とする」という意味は、そこにあります。
【Chocotteほいく5さい 保育料】※月~金曜日の19時から20時にも、5歳児向けにプログラム教育などを行います。(ChocotteほいくNの5歳児)
年齢 |
月~金曜日(13時~15時) |
土曜日(13時~15時) |
5歳児 | 1,500(1時間当たり) | 1,800(1時間当たり) |
ご興味がありましたら、見学・説明をいたしますので、メールにてご連絡ください。(入園希望でなくても構いません。)
※8月10日から30日の間は、月~金曜日の9時から12時、15時から18時の間は、予約不要で園見学・説明を随時受け付けていますので、直接お越しください。
メール送信先:mz-contact@miztomobo.net
件名:園見学・入園説明希望
本文:
保護者氏名とお子さんの氏名、生年月日 ※お子さんがおられない方でも可です。
第1希望:○月✕日 ○時✕分~
第2希望:○月✕日 ○時✕分~
第3希望:○月✕日 ○時✕分~